kitiku32008-10-19

みんな大好きなアーティストやバンドが勢ぞろい!なnest festival'08o-eastに行ってきましたo(^0^)o
先に書いとくと、拘束時間の長さ以外でもチョッピリしんどかったです(><;)



d.v.d

ユニーク映像+シンセやTENORI-ON+ドラム×2の面白ユニット。
諸事情で入場が遅れて最後二曲のみでしたが、気持ちいい音!映像!シンクロ率の高さに興奮。これは面白い!また観たい。



相対性理論

myspaceや世評で見聞きして勝手に抱いてたイメージは「キャラづくりにご執心な人たち」といったところでしょうか(不可解な対バン起用したり、不思議ちゃん色を前面に押し出したり)
ライブで観ても本当にそんな感じ。女の子がイスに座って歌ってるのはいつものことなんですか。「LOVEずっきゅん」を筆頭に、曲のクオリティも歌詞のセンスも(オレが好きかはともかく)ズバ抜けてるし、強引に脳髄に刻み込まれるインパクトの強さは十二分にあって売れる要素満載なので(上記のとおりの計算高さもあるんだし)、とっととスターダムを駆け上がればいいのにと思った。


相対性理論 feat. The Smiths

なるほど。影響モロだなー。イントロは『Heaven Knows I'm Miserable Now』の引用かな。


nhhmbase

なぜかモノラル録音なフルアルバムを聴いたときは(歌詞やタイトルのセンス込みで)「ダセェ…」と率直に感じたものですが、ライブはいいね!メンバーの奇面率の高さも好印象でしたが、曲が進行するに従ってテンションが急上昇して、奇行スレスレのオーバーアクションが増えてくるとニヤニヤです。指差して「二階席ぃ!」はこの日のハイライト。ライブの醍醐味はハプニングだと痛感。


nhhmbase - コインゲーム


ボーカルの声がなんだったかアニソンの人に似てたと思うんですが、思い出せないです。



渋さ知らズセブン

ご存知、たいへん元気なジャムバンドの特別編成。迫力満点でよくわからん生き物がステージ上にいるのも楽しゅうてよろしいと思うんですが、中央線系のパーティー感覚ってなんか苦手なので、トイレに隠れて仲村みうのブログを携帯で眺めながら30回くらいオナニーしてました。


group_inou

観るの3回目かな。フロアはこの日一番の大盛り上がり。なんでウケるのかよくわかるし、実際すごーくカッコいいんですが、煽り方が一直線すぎていつも3曲目くらいで飽きてしまい、前回同様にプロ野球の試合経過をチェックしてしまいました。大丈夫か西武。
でも、さっきお知り合い様から届いたメールで魅力を新発見!二人のどっちがネコでタチか考えると楽しさ100倍ですね。不思議ちゃんは絶対名器アッー(*)夜も二人はツマミいじりまくり。


OGRE YOU ASSHOLE

前にModest Mouseの前座で観て以来。リフがズバぬけてよく出来てるギターバンド。引き出しや突っ込みどころの少なさはやや物足りないけど、正統派としての見所は盛りだくさん。USオルタナバンドの影響をうまい具合に消化してますね。この手のバンドはみんなKレーベルのシャツ着てるなぁ。この人たちももっと売れてもいいのでは?


OGRE YOU ASSHOLE / advantage



にせんねんもんだい

これで6回目くらい?大々だーい好き☆なんだけど、最近は同じ曲しか披露してくれなかったので少し食傷気味…と不安になってたら、最後の(たぶん)新曲が、本当に気持ち悪いギターフレーズだけを延々即興サンプリングしていく極悪チューンで目が点に。リズム隊も今まで以上にストイックでぶっとくなり(系統は全く違うけど、個人的にはポップグループの2ndを連想)、人気が出始めてなおクレージーな方向に突き進んでいってくれるようで一安心。


にせんねんもんだい / 想像する ねじ (2008.5.11.福岡デカタンデラックス)


Shing02

つい最近まで名前のスペルも満足に知らず、なんか良さげだけどずっと縁のなかった人だったんですが、この人の『緑黄色人類』ってガチ名盤ですね!!!って何を今さら。
で、ステージを見て二度ビックリ。ドラムやターンテーブルはいいとして、琵琶とか和太鼓とか、雅楽チックな要素てんこ盛り。ああなるほど、こういう方向に行かれたんですね。
ついでに最新作の『歪曲』も事前にちょこっと聞いてたんですが、アッチをちょこっとしか聴けなかったのはストイックすぎてついていけなかったからで、ライブのほうもそんな雰囲気。でつまんなかったかというとそんなことは全然なく、自意識過剰なShing02の世界に違和感覚えまくりながらも、オーラに圧倒されてしまいました。バックミュージシャンのソロ歌唱とか明らかに客は求めてないんだけど、それもまたよし。
ラストのポップな曲は『400』ってアルバムに入ってるそうなので、そっちも聴いてみます。


Shing02 @ Liquidroom Tokyo 2008-07-13 Part 4


I AM ROBOT AND PROUD

この人の音楽はデスクワークに最適で、大人気作『The Electricity In Your House Wants To Sing』は僕も繰り返し聴いたものです(新譜は未聴)
晦日にUNITで観たライブでは、打ち込みに合わせてリック・ウェイクマン顔負けのキーボード演奏を披露してくれたものの、パフォーマンスとしてはやや物足りなく感じ、今回もTENORI-ONのプリセット音源でトラックを組み立てるなど新機軸もあったんですが、足が痛くハッピーな気分でなかったのでラーメン食べたり仲村みうのブログを読み返したりしてました。


I Am Robot And Proud @ Tenori-On Launch NYC, 2008

どうせ手元しか見るとこないんだから、↑こんな風にスクリーンで映してくれれば親切だったかもしれないですね。


toe

このブログで何度も書いてるとおり、イモ臭くて工夫のない、全編クライマックスみたいな薄っぺらい多幸感しかない「ポストロック(笑)」は大嫌いで、「透き通ったトーンのギターって、チンタラ流してると気持ちいいっしょ?」みたいなスケベ心と予定調和っぷりが全開で怠慢としか思えない連中が未だに幅を利かせて結構な集客力を保っていることに首を傾げるしかなかった。
出たての頃は少し新鮮だったけど、いい加減飽きない?でもフロアは盛り上がってるんだよなぁ。わからん。今から青春回顧モードに突入する必要のありそうな年代の人たちってそんなに見かけなかったんですが。


Dosh

ご存知、anticonのエレクトロニカ担当。白髪のオッサン。サンプラーにどんどん音を重ねていく姿は圧巻でしたが、そのとき当方、ステージ近くにおりましたので、目前で叩かれる生音のドラムのほうが迫力があるのは当然なわけで、とりこまれてローファイに処理されつぶれたドラム音がスピーカーから流れてもなんかピンと来ず、周囲と盛り上がって一体化するのに失敗してしまいました。でも、この箱庭っぷりはやっぱりオイシいなー。サポートの長髪デブさんが「Beverly Hills」って書かれた非常にダサいシャツを着てたのに萌え。


Dosh - "Capture The Flag" Live At Home


↑デブさんも映ってる!!!


トクマルシューゴ&ザ・マジックバンド

観るたびに嫌いになっていく。どうしたことかしら。今日なんて途中で引き上げてしまった。
特にこのマジックバンドって、ファンには申し訳ないけどなんか高校生の文化祭みたいに見えちゃうんだよな。ドラムの人が凄い叩きまくってるのに全体のダイナミックさは乏しいし、トイポップ的な面白みも薄いし、なんかどっちつかず。
トクマルさんのアルバムは三作全部(もちろんGellersのも)、日本の誇る名盤だと思うんですよ。だから、もうちょっとうまくライブでやってくれたらなって観るたび思う。口ずさんだりする観客もいたので、世間的には成功してるのかもしれないけど、Dosh終演後に客がドっと減ったのは、長丁場の疲労とか時間帯うんぬん以外にも理由があるんじゃないかな。期待度の高い人だからどうしても辛らつな見方をしてしまう。