フジロックの感想が途中ですが(なんか飽きた、要するにスパークスとマルクマスが最高で他は添え物でしたよ!てことが書きたかった。いずれ暇になったら書き足す) キチンと書いたので読んで下され。

最近CDをバカ買いして、大半は変わりものというか奇特な人しか現地でも買わないようなものばかりなので、そのなかで人様の興味を惹けそうなものを備忘録がてら、これから少しずつ紹介していくつもり。


Girls on Dates

Girls on Dates


当ブログ的には「あの!」ミランダ・ジュライ(今度の横浜トリエンナーレにパフォーマンスで来日するって話は本当かしら??)と、IQUというオーガニック・テクノユニットの共作EP(オリジナル2曲とリミックス2曲入り、2000年作??)

もちろんミランダ・ジュライがお友達のベッキーちゃんみたいに朗々と歌ってるわけもなく、お得意のスポークン・ワードを心地よいジャジーエレクトロニカに乗せている。一曲目は10分近くあるので、それだけで本作の性格がわかろうもの。

ま、日本人には(先頃出たパティ・スミスとケヴィン・エアーズの共作同様)とっつきづらい作品ではあるが、『君とボクの虹色の世界』冒頭でもお馴染みのミランダ・ジュライの1人演技が堪能できるし、バックの音楽もシンプルに気持ちいいので、そこまで敷居は高くないかなー、と。音楽作品として普通に高レベル。リミックスもいい出来。

歌詞どころかブックレットもついてないので何を喋っているかは不明だが、詳しく紹介しているページを見つけたので(もちろん英語)、気になる方はここを参考にするとよろし。

一曲目は“a girl being interviewed by police at the scene of a paranormal crime”超正常の犯罪の現場で警察によってインタビューされる少女の話。二曲目はモンスター、昏睡状態の娘、その娘の親友の織り成す話(で合ってるんですかね?)なんかいつものミランダ印で内容が気になって仕方ない。誰かコッチも訳して!おかしいですよ岸本さん!短編集も早く!