どなたか存じませんが、アンテナにクソ更新していない当ブログを追加していただいたようでマジでありがとうございます。プライベートモードに設定されてるようでどんな人か全くわからなかったので、身内の方でも構いませんから心当たりの方はオレにご一報を。ネットストーキングには定評ありますよ!!はてなって出会い系でしょ(^^)?

TEENAGER

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レンタルで済ませた前のアルバムをけっこう聞き込んだ覚えがあったので、今回はきちんと銭を落とそうと購入しました。ファンだけでなくいくつかの信頼できる筋が絶賛していたので(彼らの曲でいえば「虹」や「銀河」みたいなヤツのオンパレードだよ!みたいな具合で)どんなもんかよ、と思ったら屈折要素がずいぶん減少してしまっていて、ユニコーンみたいな闇鍋ポップの連発はいいんだけど、凝りまくってるアルバムの前半はともかく後半はやや一本調子で苦しいです。

でも、絶妙なシチュエーションのなか、小悪魔的な女の子のしぐさにフェチ心をくすぐられてしまう心境を歌った「Strawberry Shortcakes」(歌詞)は音もねじくれてて最高に素晴らしくて、この一曲だけで2800円分の価値は十分にあるといえばある。志村って人は、簡単な言葉を組み合わせてメロディにのせて、日本の古典小説とか黒田硫黄のマンガみたいなクセのある世界観をつくるのが本当にうまいね。買って後悔することはないだろう出来。これ、ライブで出来るんなら見てみたいわ。

ただ、目ざといだけかもしれないけど、一曲目「ペダル」の最初の一分ちょっとは、Animal Collective「Did You See The Words」(アルバム『Feels』のこれまた一曲目)のメロディを流用しているようにしか聴こえないです。そういう行為はもう少しスマートに遂行するのがJ-ROCKのマナーだと伺いましたが、ファン層とか被ってねえの?豪村中じゃないけど、出だしでそういうのが目に付くと作品全体が鼻についてしまうからなぁ。もっとパクリあんの?みたいにね。あとは前作の「ベースボールは終わらない」みたいに、毎回野球について歌えばもっといいバンドになれると思う。野球最高。