フジ三日目。これ書いてるの9/6なので(思い切りだらけてました)記憶も薄いですが、天候も込みでこの日はシンドかった。

Melee

グリーンステージで昼寝がてら大味ロック。これ誰のためのなん?って検索したら若い人が聴くのね、ふつうに…

Mono

若い音楽ファンに人気のある日本人の轟音ポストロックバンド。一日目にオリジネイターのマイブラを観て、今さらコイツらに何を求めればいいんでしょうか。それ抜きにしても、野外でこんなナル夫丸出しの音楽聴くやつの気が知れない。唾はいて去ってやったわ。今、こういうのやってる連中は全員バカにしか見えないね。

White Lies

オーソドックスに売れ線を目指した直情系ロック。オーソドックスで売れ線が目指せるって市場としてはかなりダメな気もしますが、それも現実。曲もふつうによかった気もしますが、少なくともオレは出だしから完成度を求めてくる人にどういう態度をリスナーとしてとったらいいかわからないです。目新しさゼロなんだよ?


White Lies - Death

うーん、やっぱキツイわ。


Wrench

とにかくバカデカい音でバカ盛り上がることを至上とするようなテンションがバカ高いバンド。ジャンル的には本人達のいう「alternative+electro+rock」がわかりやすいかと。この日はこれくらいのレベルを楽しまなきゃいかんかったのだから辛いわ。


WRENCH-3027


おかしな格好も含めて、聴いてて楽しいパワーポップバンド。予習してたらもう少し楽しめたかも。進んで買いたいと思うほどの曲もなかったけど、まぁまぁ満足。


Mystery Jets - Two Doors Down

笑っちゃうほど80年代なプロモだ。


The Futureheads

結局、あの時期に出てきたUKのバンドはほとんど全部生き残ったってことですか?あんまり興味もてなかったので、どんなのいるのかよく知りませんが。
このFutureheadsというバンドはVo.の声がXTCのアンディー似なのと、「Meantime」という曲がなかなかよかったので多少は印象が当時ありはしましたが、数年経ってナントカの一つ覚えみたいに似たような曲を量産していてバカかと思いました。最前列の客層見てても完全にアイドルバンドですね。アイドルが悪いとは言わんけど。
じゃーなんでそんなボロクソ言うのに最前に?と聞かれたら次のためです。すいませんでした。

The Futureheads - Meantime


そういや、Dogs Die In Hot Carsって生きてるんだろうか。当時のUKバンドで好きだったって言われると彼らなんだが。



Stephen Malkmus & The Jicks

いやー、神様ですからね。強くなりまくってた雨も気にせず、失礼で雨具のフードを被れないほど興奮してました。まさか生で拝めるとは。
この日、長い時間滞在したホワイトステージは、どうやら「特にお目当てはないけど、ロックなのが観たいからとりあえず最前にいる」みたいな客が多いらしく拍子抜けしましたが、気持ちはわからんでもないよ。でも、反応を見る限り、日本ではマルクマスのソロはやっぱり売れてないみたいだ。
2000年代もそろそろ終わりで評価も定まり始めてきているのかもしれないですが、マルクマスの3rdソロはPavement時代に匹敵するというか、当時じゃ作りようがなかった実験性に溢れている傑作なので、向こうが好きならコチラも聴こうね、と思います。秀曲多数。

Face the Truth

Face the Truth

このアルバムで「やれば出来るじゃん!」と思わせといて、今年でた新作ではまた趣味性の強い古のハードロック路線に戻っちゃって、個人的にはちょいガックシ。

で、セットリストはその新譜中心。(11曲中7曲)生で見れば音源の感想など関係なく、マイクに向かって斜めに歌うマルクマス、ペイブ時代より遥かにうまくギターを弾きこなすマルクマス。独特のシャウトもクセのある転調も全部好き。昔の曲は一切やらなかったが、個人的には求めてないので全然平気。あとはできれば屋内のほうが合ってるんじゃないかな。ぜひぜひ再来日希望ってことで。


Stephen Malkmus - Hopscotch Willy


The Breeders

懐メロバンドって懐かしいかどうかで楽しめるか決まってくるかと思うんですが、懐かしくないこちらには残念ながら何も響いてこず。「インディー」って括りだけを愛して何でも片っ端から聴いてる人っているけど、そういう人たちって凄いなぁと思うんです。ピクシーズが好きだから必然的にブリーダーズ愛せるよ、みたいな。もちろんブリーダーズのほうが好きって人もいるんだろうけど、僕はデブのほうは大好きでこのバンドのよさは微塵もわからん。



リーダーズ全部見たところで降雨の影響もあり体力的に限界。敗軍の兵のようにとぼとぼ帰る。


●観たかったけど観なかったバンド

CSS…かわいかったんだろうなぁ、とかとか。
・GO! Team…マルクマスと被らせたバカは小指を刈り取れ
・クロマニョンズ、プライマル略…せっかくフェスに来たんだから、動物園とか回る感覚で観ときゃよかったかなー
Ben Folds…今まで馴染みがなかっただけで、いい曲書くよね
Neon Neon…ブリーダーズ無視して一旦宿で休憩すればよかった


●感想

・行動はひとりが快適。この世に100%趣味嗜好が合う人間なんていない。
・うまいメシ(価格に見合った、という意味で)は見つからず。どこが美味かったんだ?
・宿があるとないではえらい違い。
・折りたたみイスは必須、長靴は人に見られることを意識したデザインを(って、足は30センチあるんですがね)
・フェスを経験するとライブの見切りが早くなって、最近とても助かってます。金払ってもつまんなかったら見なくていいってのは結構衝撃。
・フェスを経験すると並ぶのも苦じゃなくなりますが、これはいろいろと弊害あるわね。
・見ず知らずの人に話しかける社交性はオレにはない
・バンドTシャツで見知らぬ客の格付けをするのはやめようと思った。

●印象的だったこと

・ジェイソン・フォークナー観てたら盛り上がってるオバサンもとい貴婦人がいたので話に側耳立ててたら岡村詩野タソだった。
スパークス待ちのときに話しかけられたオジサマは、スパークスを観るためだけに苗場まで来て、終わったらすぐ帰るそうだった(そういう人多そう)
トクマルシューゴを観るときに、若い自称レゲエシンガーの男に「(ステージを指差しながら)この人、誰なんですか?」と聞かれたので、親切丁寧に教えたらなんかつまんなさそうに眺めてた(マーク・スチュアートのときフィーバーしてるのをあとで発見)
・マルクマス待ちのとき最前のほうにいた可愛い子からの連絡を今日まで待ち続けたら包皮がフヤフヤになり、はさみで切り取って食べたらフカヒレの味がした。