カツカレー、キャベツサラダ大盛り(昼)

一日一缶のチューハイを飲み干すのがささやかな習慣に。
自分のミクシィ日記にリンク貼ったら9人も見てくれたぞ。いや、そういうの書くのはやめよう。

Benny... at Home

Benny... at Home

自分が巡回している音楽系サイトで同時多発的に(発売日はとっくに過ぎてるのに!)とりあげられていたので、気になって聞いてみる。なるほど、出来がいいわ。ギルバート・オサリバンスティーリー・ダンなんかが喩えに挙がっているけど、たしかにそんな感じのシティポップ。ジャケのセンスどおり80年代AORな雰囲気も漂っていて、かと思うと今様のクラブジャズやR&Bみたいな音色も使われているし、掴みどころはないけどメロディが秀逸なので抱きつきたいくらいの愛着はもてる。「最近、こういうのが聞きたいんだけど…」の“こういうの”に当てはまる単語が思い浮かばずに苦しんでいた自分にジャストフィットな音楽です。
サム・プレコップとかいう人が「愛しい音楽っていうのは、料理の合間や食卓で耳に届いてもしつこく感じさせない」みたいなことを言っていて、いかにも音響派の旗手なコメントだと思いつつ感心してましたけど、現代のSSWはサラッと朝飯前とでも言いたげにそういう要素を満たす音楽を作ってきますね。脅威だ。たぶんきっと老若男女が等しく愛せる、心地いい一品。
跳ねるようなリズムにひと癖あるメロディを乗せられると弱いんだろうな、オレって。毒気がもう少しあると最高なんだけどねーってことで★★★★☆。今年は本当に新譜が豊作なんですね。